『花の歴史』
リュシアン・ギョー、ピエール・ジバシェ 著
串田孫一 訳
白水社 文庫クセジュ
誕生のお祝いのお花、この世を去るときの喪の儀式のお花。
人の暮らしには、原始の時代から花がつねにともにあった。
この本は、“花と人間の関係”について、
・古代の諸民族における花
・芸術の中の花
・花の歴史
の3つの角度からフランス人の視点で書かれている。
訳注、花の学名が細かくていねいに併記されているので植物好きには嬉しい。
植物学的視点はもちろん、文化史的、民族・民族学的、芸術・文学的視点でも幅広く楽しめる一冊。
関連
0 Comments
You can be the first to comment!