土曜日におじゃました素敵なお花屋さんで、
いただいてきたお花。
白いつり鐘型のお花はクレマチス、
ちらりと見える紫色のお花はダンギク。
左に見える少し白っぽい葉っぱはマウンテンミント。
◇
マウンテンミントは本当はミントの仲間ではなくシソ科。
でも、ミントのような香りがするので、
マウンテンミントと呼ばれるのだそう。
葉っぱを嗅ぐとミントのよい香りがして、
ハーブティとしても使える。
ランナーが次々に出ていつのまにか増えてしまうところも
ミントに似ているらしい。
でも、なんで『マウンテン』?
調べてみたら、原産地が『ヒマラヤ西部』と
いう記載もあった。
高い山でみつけられたから、
マウンテンミントなのかな。
◇
ダンギクは漢字だと『段菊』と書く。
葉っぱのつけ根のところに
段々に花が咲くからこの名があるとか。
でも、これは菊科ではなく、クマツヅラ科。
葉っぱがキクっぽいからこの名前という記載があったけど、
全然菊っぽい葉っぱではない。
なぜだろう〜。
◇
つり鐘型の白いお花がきれいなクレマチス。
クレマチスというと、大輪だったり八重咲きだったり、
最近は華やかなものが多いけれど、
原種系や、一重のものが楚々としてわたしは好き。
さらにこのつり鐘型の静かな美しさ。
以前クレマチス・アンスンエンシスという
小さなつり鐘型の白い花をたくさんつけるクレマチスを
庭に植えていた。
食べるものの少ない寒い冬に咲くので、
メジロが蜜を吸いにやって来るのが楽しみだった。
ある年に強く剪定して枯らしてしまい、がっかり。
けれど、運のよいことに、
元気なうちに挿し木して分けたものが
いつのまにか母の庭で大きく育っていた。
挿し木をお願いしているので、
この秋にはわたしの庭に再び戻ってきて、
もしかしたら来春には花を楽しめるかもしれない。
植物を育てるというのはさまざまな楽しみを
つなげて、与えてくれる。
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