ほっとするもの

2015年10月11日

庭の花

日中、母に電話をすると、
出るまでに時間がかかる。
「あ、庭にいたのよ、ごめんなさい」と
いつも答える母。

そんな母の庭は、いつの季節に行っても
花々や、葉っぱがさまざまに美しい。
野菜の葉っぱまで、
色合いを考えてきれいに間引きされて整頓され、
赤い葉のレタスがきれいな縁どりになっている。
ああ、こういうのが「ポタジェ」というのだな、と思う。

実家に行くと庭の中でしばらく時間を過ごす。
そして、欲しいものを鉢に株分けしてもらったり、
挿し木を頼んで、わたしの庭にも持ってくる。

今日もらってきたのは切り花。
コスモス、セロニア、ニラの花と、もうひとつ。
黄色いのは名前をど忘れして思い出せない母。
ニラの花も星形の小さな花が丸くまとまって、
観賞用、園芸用の花に負けないかわいらしさ。

地味な草花ばかりだけれど、
目に入るたびにほっとさせてくれる。
そういう花を飾るのが好きだ。

カテゴリ: 私的植物誌  |  0 Comments
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