仙太郎さんの「桜餅」。
初もの。
大阪から東京に越してきたとき、
「桜餅」と名前のついたものが
見たことのないかたちをしていて驚いた。
桜餅には「道明寺」と「長命寺」の2種類がある。
関西の桜餅とは、
道明寺粉の持ちでやわらかめのあんを包んだもの。
関東の桜餅とは、
小麦粉を焼いた薄くて丸い皮のようなもので、
しっかりめのこしあんを巻いている。
最近は、両方を購入できる和菓子屋さんも多いが、
仙太郎さんは『長明寺も「つくれるが作らない」』のだそう。
新潮社 とんぼの本、
若菜晃子さんの『地元菓子』70〜71ページを
ぜひご参照ください。
全国桜餅分布マップなるものも載っています。
大ぶりな塩漬けの桜の葉を
2枚たっぷりと使った桜餅。
もちろん葉っぱごといただく。
あんこと塩気がおいしい。
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