これも脱線のつづきでつい手に取ってしまった本。
お弁当の中味だけでなくて、世界のお弁当箱コレクションがこれまた楽しい。お重系のバリエーションの豊富なこと!
ムンバイにはお弁当の配達人という職業があるそうで、大量のお弁当箱をお昼どきまでにデリバリーするお兄さんの働きぶりが紹介されている。何を食べているか、だけではなくて、お弁当そのものの存在価値みたいなものもかいま見られて面白い。
大学生のときにホームステイした英国の家庭の中学生の長女のランチboxをふと思い出した。準備するのは母親でなくて彼女。プラスチックの入れ物に、小さな青りんご、クリスプ、チョコレートバーを詰めて「明日の準備できた!」とにっこりする様子を見て、複雑な気持ちがしたっけ。
読んでいてとってもワクワクにやにや楽しいけれど、お弁当の大写真と、中味を説明した小写真の向きがちがうレイアウトになっていてちょっと見にくいのが残念。
0 Comments
You can be the first to comment!